柚木沙弥郎 型染め うちわ サボテン
¥2,948
SOLD OUT
日本を代表する染色家、柚木沙弥郎氏の型染めのうちわが入荷いたしました。こちらはサボテンをモチーフとした大胆なデザイン。
例年房州館山での生産でしたが、職人の高齢化などもあり、今年は日本一の生産量を誇る丸亀(香川県)でうちわに仕立てました。江戸時代から変わらず、47もの工程を経て作られる伝統工芸丸亀うちわのしっかりとした骨が、和紙に型染めした柚木沙弥郎氏のおおらかなでモダンなデザインをしっかりと受けとめています。
夏の時期に涼をとることはもちろん、柚木氏の型染めの作品として、壁に飾ったり花器や壺に挿してインテリアとして楽しむのもお薦めです。
1922年、画家の家に生まれた柚木沙弥郎氏は、美術史を学ぶため1942年に東京大学に入学しますが、勉学は戦争で中断されます。その後1946年から勤務していた大原美術館(岡山)にて、染織家、芹沢銈介氏による型染の暦に出会い、民芸に魅せられた柚木沙弥郎氏は、当時の民藝運動のリーダー、柳宗悦氏の作品を読み始めます。
これを転機に大学での研究や仕事を辞め、芹沢銈介氏に師事し、正雪紺屋(静岡県由比町の染物屋)に住み込み、型から染めまでの染色の技法を学びます。その後1949年の第23回国画会展を皮切りに、個展、グループ展などを多数開催し、94歳の今も現役の作家として活動されています。その創作活動は染織にとどまらず、リトグラフ、ガラス絵、絵本、そしてお面や人形などの立体作品まで多岐にわたります。
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型番:YU-U007
Size:約28.5×41cm
Material:女竹(めだけ)・和紙
Made in:日本
*持ち手や骨部分は天然の竹を使用しているため、竹の模様や色、かたちなどには個体差があります。
*型染めという手法上、柄のにじみやズレ、色味、かすれなどには個体差があります。
*店頭販売もしているため、更新に時間差があり 掲載商品が売り切れている場合が あります事をご了承ください。
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柚木沙弥郎の作品 一覧は以下から
http://bit.ly/2w9kCuc